トラ子のまんま


うっかり乳がんになっちゃいましたが私は私。
by torakonomanma
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カテゴリ:治療が始まるまで( 3 )

先か、後か。

どっちでもいい」って困りますよね。

手術(切除手術です)と抗がん剤治療。両方する必要がある、でも順番はどっちでもいい、と。

親分腫瘍が3.5センチあること(小さいとはいえない、2センチを境にステージは2となる)、子分が数個あること、年齢的に若い
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こと(乳がん患者としては若いうちに入るんですよ)、などをカンファレンスにかけた結果(なんか医療ドラマみたい)、手術はもちろん抗がん剤治療も避けられないとの見解でした。
それでもダメ押しで、こまめに経過観察すれば抗がん剤はいいんじゃない?と提案とも悪あがきともつかず言うだけ言ってみましたが、それは芳しくないとのこと
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術前に抗がん剤治療をする場合の最大のメリットというのがあるのですが、今回の私に関してはその恩恵にはあずかれないのだそう。

そのメリットというのが、術前に抗がん剤治療することで切除するべき腫瘍を小さくする(小さくなった場合)ことで、切除範囲を小さくすることができる、と。
でも私の場合、乳頭を挟んで親分と子分が上と下に分かれて住まわれていることで、たとえ抗がん剤で小さくすることが出来ても、切除範囲を小さくすることは出来ない・・・、のだそうです。

じゃ、潔くサクっと切った方が、自分のためかしら?
とも思いましたが、その他に術後の抗がん剤治療の場合、対象(標的?)となる腫瘍がすでに無くなっているので、抗がん剤がどの程度効いているのかはっきりしなくなる。ついては国で定めたガイドラインに沿って所定の治療をノルマのように淡々とこなす、となるけれども、術前であれば腫瘍さんたちが健在なので、目に見えてその効果のほどがわかる
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 効果がない(効き目がない)ことも目に見えてわかる
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わかれば止めることが出来る。
薬を変えることが出来る。
それでも効果がなければ、抗がん治療を切り上げて手術をすることが出来る。

止めることが出来る。

というところが私には輝いて聞こえました。
無駄なことはやりたくない。止めていいならさっさと止めたい。っていうか、やりたくない
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っていうのが私のホンネ。

決定権が患者にある」ので、先生もどちらかを強く勧めることはしません、してくれない、と言った方がいいくらい。
でもその口ぶりは「術前押し」って感じ。

つらくて(かもしれない)効き目のない抗がん剤治療なんかしませんよ〜
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1年ほど前に同じく手術+抗がん剤治療をした方に話を聞かせてもらっていて、参考になる話、笑える小ネタ等々(面識ないくせに爆笑しながら電話でお話ししました)。その彼女いわく、結果的に半年、仕事をお休みして(休まざるをえない体調だったそう)抗がん剤治療をしたそうです。もちろん個人差はあるだろうけれど、その赤い液体に似た某メーカーの化粧水をドラッグストアで見かけるだけで動機がして具合が悪くなるほど(それってつまりトラウマですよね)だったそう。

ドリンク付きのランチセットじゃありませんが「じゃ、先で」ってことで。
やるならやるで早く始めて
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と急かす母も同席していて、じゃ、来週から始めましょう、となり、治療室の見学などをしてこの日は帰りました。

ちなみに現在、1回目の抗がん剤治療から2週間経過。私の目にはあの赤い液体は「アセロラジュースみたい」に見えました。
・・・で、飲めますね、アセロラジュース。腰に手を当ててグビグビ飲めます。
トラウマ感ゼロです。よかった
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by torakonomanma | 2012-01-26 16:01 | 治療が始まるまで

病院を選ぶ

どの病院にしますか?

・・・と聞かれてもねぇ。
私のモノサシで選べば、近いところ!

となるんだけど、近きゃいいってもんでもねぇ。
といいつつ交通の便の良さそうな「あそことか、こことかは?」と、聞いたら「その病院には専門医がいませんねぇ」と。
じゃ、どこだったら?
その先生は提携している(?)大学病院から来ている先生だったので、自分の所属している大学病院の他に、A病院の名前をあげてくれましたが・・・さて、どっちがいいかといわれると
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今どきの決定権は患者にある!ってのも、良し悪しですね。
はっきりモノを考えられる状況でもなかったし、あいまいに答えて帰りました。
病院を決める前にもう一つ検査もしなくちゃならなかったし。

PET検査、ってやつです。
全身への転移状況を調べてくれるそうです、ちなみに
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画像上転移の様子はありませんでした。

で、リサーチ開始

あたし乳がんなんだーーーー
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」と吹いて歩くほどの心臓も持ち合わせませんし、幸い身近に罹患者もおりません、さて、誰に聞けばわかるんだろう。

☆ネットの情報
イイ病院ランキング的なものもありました。
ただ、私に照らすとA病院は載っていたけど、大学病院が載っていない。任意掲載で載っていないとなるとヨクナイのか?なんて勘ぐってみたり。とにかく比較できず。

☆Sちゃんのお母さん
私にとってはラッキーな一年先輩患者さん。
A病院で切除手術を受けたとのこと。緊急医で信頼のある大きな病院ではありますが、そのせいか(常に院内がせわしなく)対応に温かみが感じられず、切ない思い
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をしたと話してもらった。

☆Yちゃんのお母さん
元保険の外交員。お客さんにはとくにいなかったけど、お友達の話を聞かせてくれた。
Yちゃんは保育士さん。さすが女性の職場。話題に振ったら、4〜5人の名前が挙がって「あの人もそう」となったとか。そしてみんな現在も元気に活躍中
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などの話を聞かせてもらう。大学病院に2票。

☆前職の時のお客様
折よく(運悪く?)「元気か?」と電話をくれた元上司に(そういえば顔の広いのがこの人の取り柄!)話したら「W社の事務担当の女性が数年前に手術したはず!」と教えてくれた。
面識はないけれど、電話でやり取りをしたことはあって、とても
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感じのいい人
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と記憶にも鮮明だった方。

しつこいほど面倒見のイイ元上司が直接会いに行って、コレコレの訳で「話を聞かせてやってくれないか」と話を通してきてくれたので、お言葉に甘えて直接(電話で)諸々話すことができた。
病院に関しては彼女の手術した病院は現在は専門医がいなく、受け付けていないとのこと。
彼女の手術が終わってから退職して、開業したそうで、彼女はその先生を追って現在も治療中。
「サバサバした女医さんで、いいよ」と話してもらったけど、その先生は再建手術にはあまり積極的ではないそう。わたしはすでに当然再建!と思っているので、この選択肢はないかな。

辛い時期もあったそうですが、諸々の話をとっても明るく話してくださいました。また声が聞きたくなっちゃうかも
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(ちなみに元上司いわく、たぶん年齢的には私と同じくらいの女性、とのこと)

☆かかりつけ医
超地元のセンセイ。学校医も務めていらして、何となくココロの拠り所・・・な気がして。
とかいって自分では行かずに母に「聞いてきて」と、下請けに出した(ごめんねお母さん)。
先生はちょうど忙しくしていらして話は出来なかったものの、ベテラン看護師さんと話し始めたら、実はこの看護師さんこそずっと以前に手術を受けた先輩患者さんでした。ご自身の話をしてくれたとかで結果としては大学病院に1票。
ご自身も大学病院だったことと、情報としてA病院は手術はするけどその後は結局大学病院へまわしてしまう、と。なんだ、そうなのか!
ネットの情報でA病院の取扱い症例数はあるものの「再建件数 0」が気になっていた私。そうか、そういうことか。

その他に「A病院は切るだけ切ったら追い出されちゃうよ」と言った人が2人。
こんな風に思われているんだ〜、この病院
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(驚いた)

症例数が全然違う!」と教えてくれた方のお父様は現在癌研にかかっているそう(男性の乳がんもあるっていうもんね)。
近いとはいえないけど、十分通える距離だよ」と。

幼馴染の友人も東京の大きな病院まで行った方がいいんじゃないか、と心配してくれました
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その他にも「やっぱ大学病院でしょ」の声が。

多数決なら大学病院。

再建手術まで付き合ってくれるのも大学病院。

検査病院で担当してくれたのも大学病院の先生だった、これもご縁
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(←結局コレ?)

とまぁ、結局振出しに戻る感じだけど、地元の大学病院にお世話になることにしました。
気持ちの弱っているときに遠くまで行くのは自分には出来そうにないし(負けそう
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)。

アチコチ聞いてみてなにより皆様が温かく心を寄せてくれたのが何よりの収穫だった気がします。
どこの病院にかかっても結局は私自身だしね。
「必ず一緒に行くから!」と息巻く母と一緒に行くにも十分便利な場所だし。

ということで今年から母とトコトコ
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病院通い、帰りにはおいしいランチ食べたりしてね
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ただ今術前の抗がん剤治療中です
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by torakonomanma | 2012-01-24 15:01 | 治療が始まるまで

母に告白

何せ軽い気持ちの検査だったので、母には受診したことも言っていませんでした。
・・・ら、あっという間に要再検査
やっぱり多少なりとも不安になったし、この時点で母に伝えるべきかどうか少々悩みましたが、要らぬ不安を与えるだけ、と思い話しませんでした。

というのも我が家、昨年父親を亡くしておりまして、その病名も白血病
貧血、ってことでさんざん某病院へ通っていた父でしたが「血液内科のある病院へ行った方がいいかも」ってことになり、紹介状を頂いて行ってみたらば白血病
即刻入院、となったのが8月1日。

遠い病院ではなかったものの、運転に自信のない母は電車を乗り継いで、暑いさなかを駅から10分ほど歩いては付添いのための病院通いを始めました。
順調な治療状況にはあったのですが、途中脳梗塞をおこしたことなども災いして9月19日にあっけなく亡くなりました。

そんなこんなで葬儀、四十九日とせわしなく過ごしていた頃のことでもあったので・・・言わないほうがいいかな、と。
全部終わって、なんともなかった〜
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 と、報告しようと思ったんですけどね。

なんともあっちゃったもんだから。

手術となれば母の手を借りないわけにいかない、言わなくちゃ。

とはいえなかなか言い出せない。
ファミレスでお茶を飲みながらべらべらと余計な話は出来てもなかなか出てこない。でも言わなくちゃ。母がトイレに行った間にメールを送信。「読んでみて」と。

絶句してましたけど、「治そう」と。
さすがに母は強いのう。私は泣いちゃったけど、お母さんは泣かなかった。

とはいえその夜お布団の中で泣いたそうです
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そんなわけでただ今母上の全面サポートを頂いて、絶賛治療中
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です。
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by torakonomanma | 2012-01-23 16:01 | 治療が始まるまで
トラ子です
16人にひとりという乳がん当番してます。でも元気だし、とくに変わったことありません(片乳だけどね)。そんなわたしの日常です。

2011.12乳がん告知(浸潤性小葉癌)→術前化学療法約半年→2012.9右乳房全摘手術(リンパ節転移なし、グレードⅡ)→2012.10~ホルモン療法中(5年の予定) (^○^)
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